私達の身の回りにある水トラブルの原因

わたしたちの住まいには水回りがいくつかあります。台所、お風呂場、トイレ、洗濯機、洗面所などがそれにあたるわけですが、どれも生活に密着した重要な場所であることが分かります。
こうした場所のトラブルは、とても深刻な被害をもたらします。それにも関わらず、わたしたちはそうした場所の日頃のメンテナンスをあまりしていないのが現状ではないでしょうか。
わたしたちの身の回りにある水トラブルの原因の多くは、主に日頃のメンテナンス不足によるものです。逆にいうと、日頃からちょっとだけ水回りのケアを行うだけで、大きなトラブルに発展するリスクを大きく下げることができるのです。

お風呂場は水トラブルが多く起きる場所です。家族全員が身体の汚れを落とす場所ですから当然汚れが付きやすいスポットなのです。さらに常に湿気がある状態が維持されるため、カビが発生する場所としても頻度が高くなりがちです。お風呂場で起きる水トラブルの多くは排水口のつまりですが、これもやはり日頃のそうした汚れが蓄積することで起きているといっても良いでしょう。

日本の入浴習慣は近年大きく様変わりし、特にシャワーを多用する家庭が増えました。このシャワーによって流れた汚れ、特に髪の毛が排水口に集まることで、他のごみも取り込むネットのような状態作り出してしまい、気が付くと水が浴室にあふれ出しているなんてことになるわけです。
また、排水口に流れ込んで問題になるのは、絆創膏やテープなどである場合も多いようです。怪我をしたときに付けていたものを、お風呂に入ったときに知らない間に流してしまい、それが水トラブルの原因となったりするのでしょう。
排水口を詰まらせないポイントとしては、お風呂に入る前に髪の毛をブラッシングしてしまうことです。特に頭髪を洗う場合、ブラッシングしているのとしていないのでは、流れ出す髪の毛の量も違いますし、シャンプーの泡立ちも変わってくるのです。